No.18 天ぷら「天ぷら 清壽」 (20011.05.15)

 2011年5月16日 月曜日  晴れ

江戸前の三大料理は、すし、てんぷら、うなぎです。
これらの巨匠として、すしは「すきやばし次郎」の小野二郎氏、てんぷらは「みかわ」の早乙女哲哉氏、うなぎは「野田岩」の金本兼次郎氏の名前が挙げられます。
これらのうち、「すきやばし次郎」と「みかわ」に行ったことがあります。

早乙女哲哉氏の揚げたてんぷらには驚きました。
私がこれまで食べたてんぷらとは、まったく違う物でした。
それから江戸前のてんぷらを好むようになりました。
いろいろお店に行きましたが、満足したのは「みかわ」と「楽亭」です。
この2店のお弟子さんが自分のお店を出されました。それも同じ築地です。
「みかわ」の早乙女哲哉氏のお弟子さんの中川崇氏が出されたお店が「天麩羅 なかがわ」で、「楽亭」の石倉楫士氏のお弟子さんの清水良晃氏が出されたお店が「天ぷら 清壽」です。
「天麩羅 なかがわ」にはこれまで2回行きましたが、とても美味しく、コストパフォーマンスがよく、ワインの持ち込みも許してくれるので気に入っています。
今回は「天ぷら 清壽」を初めて訪れました。



海老です。



インゲン豆です。



海老の頭です。



れんこんです。



空豆です。




稚鮎です。絶品です。



きすです。旨いです。



アオリイカです。揚げ方が絶妙です。




メゴチです。



賀茂茄子です。



穴子です。厚みがあってサクサクして旨い。



追加で、稚鮎、アオリイカ、きすを注文しましたが、稚鮎は人数分しかないということで、他の2品をいただきました。



はじめに、鰈のお刺身が出ました。
そして、てんぷらの合間に自家製のからすみと、もずくとワタリガニの酢の物が出ました。
最後のこばしらのかき揚げは、天丼か天茶が選べます。いつもは天茶ですが、今回は天丼にしました。
写真を撮るのを忘れました。

もずくとワタリガニの酢の物は撮影しました。



お店にはソムリエール (奥様) がおられます。ワインリストを見せていただくと、いいワインがたくさん掲載されていました。コストパフォーマンスもいいと思います。
ご主人もワインがお好きなようで、いろいろなワインの話をしました。

今回はリースリングのグラスワインと日本酒を一合いただきました。


お店は凛とした佇まいで、ご主人の丁寧な仕事と奥様のやさしい接客がいいです。

「天ぷら 清壽」の住所は 東京都中央区築地3-16-9アーバンメイツビルB1F で、電話番号は 03-3546-2622 です。