No.6 フレンチ「サンテミリオン」 ( 2011.03.28 )

 2011年3月30日 水曜日  晴れ

3月28日に「サンテミリオン」でワイン会を開催しました。

シェフの渡辺伊一朗さんは、八幡の「金のフライパン」や東京代官山の「ラ・ヴィーナス」で修行された後、フランスに行かれて本場の料理を学ばれました。
帰国後は東京六本木の「ラ・スウィット」で料理長を、オーストリア大使館料理長を務めた後、2007年に故郷である北九州市で「サンテミリオン」をオープンされました。
フランスで修行された頃、ボルドーワインで有名なサンテミリオン地区に好感を抱き、自店の名前を「サンテミリオン」にされたようです。

私は、「ラ・ヴィーナス」の大渕康文シェフの料理が好きでした。大渕シェフは代官山から銀座に移られました。
銀座のお店で食事をしていたときに、大渕シェフからお弟子さんが北九州市でお店を出されているということを聞いて、ぜひとも伺いたいと思っていました。
その後、「サンテミリオン」に数回訪れ、満足のいく料理をいただいたので、今回のワイン会を開催することに決めました。

メンバーは下関市の方々ですが、私を含めて8名が集まりました。

ワインは、シャンパン1種 (1本)、白ワイン1種 (2本)、赤ワイン2種 (2本、1本)、デザートワイン1種 (1本) を用意しました。

サンテミリオン」の入り口です。


シェフが創られた料理をご覧いただきます。


アミューズは、合馬たまごのカルボナーラ風、サザエのオーブン焼き、猪のリエットです。

前菜は、関門トラフグのカルパッチョ、煮凝り仕立て 山菜をあしらって・・です。

お魚料理は、萩産甘鯛、仏産ホワイトアスパラ アサリ 香草ソースです。

ラニテは、カルヴァドスのシャーベットです。

お肉料理は、シャラン産鴨肉のロースト フォアグラ 山ゴボウのソースと共に・・・です。

フロマージュは、コンテ、ミモレット、フォンレベック、フルムダムヴェールです。 胡桃パンが添えてあります。
いつもは甘いデザートワインに合わせますが、今日は桜にこだわりました。
九州新幹線のさくらが開通しました。今日は東京で桜の開花宣言があったようです。
ここ「サンテミリオン」にもきれいな桜が咲いています。
今日の Rose は、「Sakura」 という名前です。

アウ゛ァンテ゛セールは、博多甘王とワインのゼリーです。

デザートは、ヘーセ゛ルナッツの温製チョコレートケーキ アールク゛レイのアイスクリームです。

パンは自家製で、もちもち感があります (写真を撮り忘れました) 。私はバターではなく、オリーブオイルにつけて食べるのが好きですが、料理だけでなく、オリーブオイルにもこのパンは合いました。

どのお皿もとても美味しかったです。ワインとのマリアージュもよかったと思います。
参加された方々も喜んでいただけました。

渡辺シェフは口数の少ない方で、お優しい性格のようです。
奥様はテキパキとされており、接客も素晴らしいと感じました。

機会があれば、また「サンテミリオン」を利用したいと思います。

サンテミリオン」の住所は、福岡県北九州市小倉北区堺町2-3-33 立花ビル 1F
電話番号は、093-541-7089 です。

追記 : 東日本大震災の被災者のことを思うと、自重した方がよかったのかもしれませんが、例会を開催しました。参加者からは募金を集めました。1万円を日本赤十字社に寄付します。