No.14 すし「新浜司」(20011.04.25)

2011年4月26日 火曜日  晴れ

昨日、北九州市門司区門司港駅の近くにある「新浜司」で、定例のワイン会がありました。
私は幹事ではありませんが、当番幹事が不慣れなため、サポートしました。

湯葉に赤ウニととびこ (トビウオの卵を塩漬けにしたもの) がのっています。

こいわしとたこの桜煮です。

刺身です。イカ、赤貝、マグロ、鯨です。

ピントが合っていませんが、鯛のれんこん蒸しです。

海老と野菜の天ぷらです。

握りすしです。白身、海老、穴子トリ貝、アワビ、トロです。


今日の料理に合わせたワインです。

それぞれのワインの説明です。


ウーク ブリュト プレスティージュ             
【生産地】フランス・シャンパーニュ
エペルネの北西、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのキュイルにある3世代続く造り手。早くからビオディナミを実践し、元祖ビオ・シャンパーニュといわれる生産者です。現在はいくつかのシャンパーニュの協会に造りを教えに行くほど。またその評価は高く、アシェットでもク・ド・クールを獲得したほどの造り手です。ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%。フレッシュな果実感にミネラルを感じ、ハチミツなどの印象が感じられます。骨格はしっかりとしていますが、柔らかさが前面に出ており、自然と口の中で溶けるような印象です。

ムルソー プルミエ・クリュ 07 (ブシャール)      
【タイプ】白
【生産国・地区名】フランス、ブルゴーニュ コート ド ボーヌ
【造り手】ブシャール・ペール・エ・フィス
【ぶどう品種】シャルドネ100%
 AOC ムルソー 1級
ブシャール ペール エ フィス社は、1731年、ミッシェル ブシャールによってボーヌの街に創業されました。当初は織物商としてのスタートでしたが、息子ジョセフの代にワイン業にも参入し、1775年には、ヴォルネー畑、タイユピエ畑など、現在の1級畑にあたる優れた区画を購入。醸造元でもありワイン商でもあるという、今日まで続く会社形態の礎を築きました。1970年代から80年代にかけて、ブシャール家は経営難に陥り、その品質に一時的な陰りがさしましたが、1995年、救世主が現れます。シャンパーニュの名門「アンリオ」のオーナーであるジョセフ アンリオ氏が、その所有畑のポテンシャルの高さに注目し、経営を引き継いだのです。アンリオ氏は、畑から醸造、貯蔵、瓶詰めにいたるすべての工程で大革新を行い、その品質をかつての名声の高みにまで、一気に引き上げました。同時にアントワーヌ・フィリペール以来の伝統路線に敬意を表して、ボンヌ・マールやクロ・ド・ヴィージョなどの優れた畑をさらに買い足し続けています。香り高い果実と花のブーケ。口中にあふれる香り、豊かさ、そして厚みはまさにムルソーの典型といえる味わいです。


レ・プランティエール・デュ・オー・ブリオン 06       
【タイプ】白
【生産国】フランス、ボルドー グラーヴ ぺサック・レオニャン
【造り手】ドメーヌ・クラレンス・ディロン
【ぶどう品種】セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン
 AOCぺサック・レオニャン 
グラーヴの最高峰で、唯一メドック以外の地区で格付第1級に格付されているシャトー・オー・ブリオンより高値で取引されることが多いオー・ブリオン・ブランです。シャトー・オー・ブリオン・ブランとシャトー・ラヴィル・オーブリオンというペサックの両巨匠の畑からのブドウで造られる、シャトー・ブリオン・ブランのセカンドラベル的存在。のほとんど市場には出ない究極辛口ワインで、生産されたボトルのほとんどがフランス国内から昔からのなじみのレストランへ直行されるため、国外で見かけるのは極少量です。年産わずか800ケース、オーク樽100%で 13〜16ヶ月熟成、セミヨン、ソーヴィニヨン・ブランで造られるこの幻のセカンドの複雑さには感動させられます。
あのシャトー・オーブリオンの白のセカンド・ワイン。複雑性、エレガントさ、そしてボルドー産ワインの豊かな香りを彷彿させる独特のアロマが特徴です。



ヴォーヌ・ロマネ ’07(ドメーヌミシェル・グロ)     
【タイプ】赤
【生産国】フランス、ブルゴーニュ
【造り手】ドメーヌ・ミッシェル・グロ
【ぶどう品種】ピノ・ノワール100%
ドメーヌ・ミッシェル・グロは、世界で1番有名なワイン評論家ロバート・パーカー氏が、5ツ星の評価をくだした生産者です。1970年代より父、ジャン・グロと共にワイン造りを続け、現在は1995年に相続した単独所有のヴォーヌ・ロマネ一級畑「クロ・デ・レア」を始めとして合計17.44haの畑を所有しています。ミッシェルの造るワインは比較的高温発酵で、ぶどうの持つ要素を最大限引き出しています。そのためワインはとてもエレガントな味わいのワインに仕上げられています。


「新浜司」の住所は 福岡県北九州市門司区港町7−8で、電話番号は 093-321-5215 です。
ソメリエール (女性のソムリエ) がおられます。
今回はマワインを持ち込まさせていただきました。