No.96 初競り (2012.01.04)

 
 2012年1月5日 木曜日  曇り


1月4日、下関市の南風泊市場で新春恒例のフグの初競りが行われました。
競り子が差し出す黒い袋の中に仲買人が手を入れて値段を決める南風泊市場独特の「袋競り」です。
山口県沖の日本海などでとれた天然物のトラフグ約3トンと、養殖物15トンが競りにかけられたそうです。
豊漁が続く今シーズンは、値段も手頃となっていて、4日の最高値は、一キロあたり1万5000円と、去年より1万3000円安く取引されたようです。。
トラフグは、これからの時期に旬を迎えます。




一方、1月5日のマグロの初競りで、何とマグロ1本が5649万円(1キロ当たり21万円)だったそうです。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819499E2E7E2E2EA8DE2E7E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

「5日早朝、今年初の取引となる「初競り」が行われた。東京・築地の中央卸売市場では、1本269キロの青森県大間産クロマグロが5649万円(1キロ当たり21万円)で競り落とされ、これまでの最高値だった昨年の3249万円(同9万5000円、北海道戸井産)を大幅に上回った。
落札したすしチェーン店「すしざんまい」運営の喜代村(東京)が明らかにした。昨年は香港のすしチェーンなどが落札していたため、喜代村の木村清社長(59)は「海外に持っていかれるより、国内で良いマグロを食べてほしい。東日本大震災や経済低迷があるが、日本みんなで頑張ろうと景気づけをしたい」と話した。(共同)」

このマグロは、今日の午後2時から解体されて、「すしざんまい」の系列店で、通常価格で出されるようです。とんでもない行列ができるでしょうね。